人間の肉体が変性し、自己や種のあり方が揺らぐ状況を制作することで、テクノロジカルに加速し続ける資本主義社会や、言語や規範によって無意識のうちに取り込まれる人間社会の「外側」へと躍り出ることを試みる。主な発表に「A Garden of Prosthesis」(TOKAS本郷, 2024)、「MOTアニュアル2023」(東京都現代美術館, 2023)、「Taipei Performing Arts Festival」(Taipei Performing Arts Center, 台北, 2023)など。
詩人。詩集に『ジャイアントフィールド』(思潮社)、『オバマ・グーグル』(思潮社、小熊秀雄賞)、『誕生祭』(七月堂)。共著に『新しい手洗いのために』(素粒社)、『空気の日記』(書肆侃侃房)、『TEXT BY NO TEXT』(いぬのせなか座)など。2006年よりヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」で活動し、ことばにフォーカスしたパフォーマンスやインスタレーション、書籍の制作を行う。TOLTAで参加した主な展覧会に「あそびのじかん」(東京都現代美術館)、「月に吠えよ、萩原朔太郎展」(世田谷文学館)など。
U-zhaan || ユザーン
オニンド・チャタルジー、ザキール・フセインの両氏からインドの打楽器「タブラ」を師事。2000年よりASA-CHANG&巡礼に加入し、『花』『影の無いヒト』など4枚のアルバムに参加。2010年に同ユニットを脱退後、U-zhaan × rei harakamiとして「川越ランデヴー」をリリース。2014年にはソロ名義のアルバム『Tabla Rock Mountain』を発表した。2021年にU-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSによるアルバム『たのしみ』、2022年には蓮沼執太&ユザーンとしてアルバム『Good News』をリリースしている。